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 魂を知る占いTOP ジャンからのメッセージINDEX |
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私たちには、自分の人生の筋書きを自由に描くシナリオライターの能力が備わっているのだということを、このごろよく感じます。 今朝、波の打ち寄せる音で目覚めた私は、ベッドの中で「私はなんて恵まれているんだろう！」と改めて感じました。海のすぐ近くの快適な家で暮らし、大好きな天職の仕事に打ち込む毎日。そしていつでも身近にいい友だちのネットワーク、隣には愛するパートナーがいる。……私はこれらすべての宝物を、自分の意思と努力で手に入れました。自分のまわりにある、かけがえのない物たちに「ありがとう」とつぶやいたあと、私はこう自問しました。 「さて、私の人生ドラマの次の章として、パートナーをこの家に招き入れ、一緒に暮らし始めるというストーリーにしたらどうなるかしら？」 すると心の中では反対意見がいろいろ出てきました。「今の自由が失われては困る」「今までどおり、自由に旅行ができなくなるのでは？」「好きなときに友だちと会えなくなったら？」これらの反対意見や心配のほとんどは無意識のレベルで起きているのですが、こういう潜在的な心の葛藤（かっとう）の結果、今の私の「ひとりで暮らしながらパートナーと一緒に過ごしている」というライフスタイルが形成されているのです。 振り返れば、私が精神世界の英知に目覚め、この霊的探求を私の人生のメインテーマにしようと決心した日から、すべてが変わりました。その日までの私の人生は、他人の意思によって決められ、それに対する私の意識的あるいは無意識的な反応によってつくられていたようなものでした。あのころの私は自分がどれほど無から有を生み出す能力をもっているかに気づいていませんでした。たとえば気になる異性とロマンティックな関係ができると、私は無意識に自分の願いをみずから遠ざけるような反応を自分から起こしていました。 今、当時の自分を分析してみると、私は相手のニーズ、たとえば仕事や家族など、彼が背負っている義務や責任を最重要事項と考え、相手の負担を軽くすることでふたりの関係が平和に運ぶことを願っていたように思います。 こんな回りくどいことをしていても、幸せをつかむことはできません。私の路線変更の第1ステップはまず自分を知ること、そして行動を起こす以前にまず自分に正直であること、心の真実に忠実であることを重視することでした。実際には、この第1ステップが私のするべきことのすべてでした。 このガイドラインに従い、私は精神世界の鍛錬の道を試行錯誤しつつ、今日まで長い年月を歩んできました。こうしてたどり着いたのは、今の私の、あふれるほどの自由に囲まれた日々です。この満ち足りた環境には、いつでも幸福を引き寄せ、幸福とともに暮らす自由があるのです。 今朝、私は目の前に無限の選択肢が広がっていることを改めて感じました。つまり、私たちはみな、自由にお気に入りの人生を選択し、踏み出し、味わい尽くす自由をもっているのです。 このエッセイを読んだあなたもどうか思い出してください。私たち一人ひとりが、欲しい物を全部手に入れるという筋書きを心に描きさえすれば、幸せな明日はいつかかならずやってくるということを。そういう力があなたにも備わっているということを。 
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