芳垣宗久（よしがき　むねひさ） 　占星術研究家。19歳のときに出会った西洋占星術がいつのまにか生活の中心となり、1995年よりプロ占星術家として活動を開始。個人相談や原稿執筆のほか、ワークショップ等も精力的に展開している。 　現在は1万個以上の小惑星を駆使して占う「アステロイドロジー」のほか、開運法や犯罪者のホロスコープなどを研究中。占いと心理学の専門スクール「アカデメイア・カレッジ」西洋占星術講師。横浜市在住。 　アステロイド＝小惑星は最大のものでも直径1400キロメートルほどしかない、極めて小さな天体です。太陽系を周回するすべての小惑星を寄せ集めても、その質量は月にも満たないと言われています。そんな宇宙のチリのような存在が、はたして私たちの生活となんの関係があるのでしょうか？　小惑星を使った占星術があることを初めて知った当時の私も、正直その占星術的意義について半信半疑の状態でした。しかし、それらをホロスコープに配置して日々観察していくうちに、私の疑いの念はすっかり晴れて、今ではすっかりアステロイド占星術のとりこになっています。小惑星には、ほかの大きな惑星に勝るとも劣らない豊かなシンボリズムが、確かに内包されています。そして、彼らが私たちの人生の機微に関する、驚くほど正確で含蓄に富んだ情報源となることを確信するに至ったのです。 　このたびは多くの方々のご協力により、私が愛してやまないアステロイド占星術のすばらしさを、ウェブを通じて皆様にお伝えするチャンスをいただきました。うっかりしていると聞き逃してしまうような宇宙のささやき声に、少しでも耳を澄ませる時間をつくっていただけるなら、小惑星の神々は、きっとあなたを勇気づけるメッセージを与えてくれることでしょう。 （芳垣宗久）