サインは、地球を中心において、太陽が一年かけて一周(公転)する黄道を12分割したものです。一方、ハウスは、地上にいる自分を中心において、太陽が一日かけて一周(自転)する空間を12分割しています。そのため、サインは人間がもつ性格特性を12に区分して表すのに対し、ハウスは地上の個々人が経験するより具体的な経験領域を12に区分しているのです。
たとえば、自分の生き方を象徴する太陽が牡羊座にあれば、牡羊座的な生き方を目指しますが、その太陽が「パートナーの室」である7ハウスにあると、人とかかわることを通してその生き方を表現しようとします。 |