驚異的中の占い師 林巨征 究極秘占『金函玉鏡』 逆転の運命術

  1. TOP > 秘占・金函玉鏡、皇帝推命とは?

金の函(はこ)に入れて隠しておきたいほど尊い占術、という意味で名づけられたこの占いは、大変に効果があるものとされ、古代中国では、いたずらに外に持ち出すことができない秘法として、選ばれた一部の者にのみ受け継がれてきました。

金函玉鏡では誕生日の干支をもとに金函玉鏡盤(宿命盤)を導き、その人の先天的な性格から器の大小、後天的な運の上下などを推し量ることができます。

金函玉鏡盤(宿命盤)というのはおのおのの長所と短所を示したもので、つまり、金函玉鏡を知れば知るほど、自分の強みと弱みが明確に見えてくるわけです。

善悪一方にかたよった宿命はありません。金函玉鏡の八門においては、すべての人に吉門4つ、凶門4つを公平に与えています。例えば、人によっては、家庭運はよくないけれど、仕事運は非常に強い。またその逆もしかり……ということがあるわけです。

金函玉鏡は、そういった運気のアップダウンを踏まえ、強い分野をより伸ばし、弱い分野をカバーしていく……そのお手伝いをするための占術です。 その点、非常にアクティブな占いであり、的中率の高い、実践的な占いであるということができるでしょう。

金函玉鏡盤(宿命盤)は、9つの区画に分割されています。

中央の区画を中宮(ちゅうぐう)、その周囲の区画はそれぞれ坎宮(かんきゅう)、坤宮(こんきゅう)、震宮(しんきゅう)、巽宮(そんきゅう)、乾宮(けんきゅう)、兌宮(だきゅう)、艮宮(ごんきゅう)、離宮(りきゅう)と呼びます。

この中央を除いた8つの区画に、占う人の生年月日から割り出した八門と呼ばれる門を配置します。

八門は、休門(きゅうもん)、生門(せいもん)、傷門(しょうもん)、杜門(ともん)、景門(けいもん)、死門(しもん)、驚門(きょうもん)、開門(かいもん)に分類され、どの区画に何が入るかによって、人生の問題を読み解いていくのです。

金函玉鏡が人生をよりよく転じるための兵術であり、占術であるとしたら、 皇帝推命は、恋愛関係にあるカップルの相性を占うのに適した占術です。

皇帝のお后選びが国家の一大事であった中国古代の春秋時代に生まれ、 相性のよいお后をめとり、運気強化をはかるための相性占術として生まれた皇帝推命は、敵国に渡ることのないよう極秘に伝承され、その後の時代の貴族社会においても、配偶者の選択に積極的に使用されたといわれています。

皇帝推命は生まれた年月日に十干十二支の要素を取り入れ、 相性を鑑定したあとも、それを改善するための方策をレクチャーする秘伝の占術です。

相性チャートは、皇帝推命において二人の相性を読むために欠かせないものです。

これは、円状に置かれた表の上に、占う二人の生年月日を十二支に置き換えて構成されるもので、この上には「並び(ならび)」「同一支(どういつし)」「三会(さんかい)」「合(ごう)」「対冲(たいちゅう)」などの、十二支の相互関係が形成されています。

皇帝推命では、このチャートに示された相互関係をもとに、二人の相性の善し悪しや力関係などを鑑定します。さらに、二人に不足している要素や補完すべき要素を知り、相性をより高めるための方法を分析していくこともできます。